CIDER INC.

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史上初の電気店頭販売という試み

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冷房の設定温度が一度あがり、夏の終わりを感じたまさに今さっき。

 

元々夏生まれなだけで、夏を満喫したいタイプじゃなかったんですけど、あまりの暑さに世界の終わりを感じてるのか、年々貪り尽くすように夏を楽しむようになった。

 

そんな僕の夏事情はさておき、あの日から本格的に日本でも”再生可能エネルギー”という言葉をよく聞くようになりました、あ、冷房の流れからの電気の話です。

 

僕たちが仕事でお手伝いさせていただいている みんな電力 さんもその”再生可能エネルギー”と向き合い、事業をおこなっている企業です。今となってはそのような企業は数多くありますが、”みん電”(略称)の特徴は何よりも発電家の顔が見え、その人たちと僕たち需要者側が繋がれるというところです。詳しくは、WEBサイト(僕たちが制作した!)を見ていただければと思うのですが、その”みん電”が、新しい取り組みを今日から開始いたします。それが、BEAMS JAPAN とコラボレーションでプロジェクトられる “史上初の電気店頭販売”です。こちらも詳しくは、下にリンクを貼ってあるテキストを熟読していただければと思うのですが、まさに添付してある写真のごとく、コンビニに売ってるように電気が販売されているのです。こういう時代にいよいよ突入するのか、ムーブメントは起きるのか、は未知数ですが、僕たちなりに今回もWEBでお手伝いさせていただいております。新宿 BEAMS JAPAN に 行った際は気にしていただけますと嬉しいです。

 

【前編】今や電気もモノな時代|鈴木修司(BEAMS JAPANディレクター)

 

【後編】今や電気もモノな時代|鈴木修司(BEAMS JAPANディレクター)

 

 

 

 

photo from 有太マン Facebook ID

 

テポドン

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崔実さん著”ジニのパズル”を読んだ。

 

在日韓国人三世でもある彼女が書いた物語、最初ちょっと照れ臭い文章が続いたけど、それも最初だけでそんなことは忘れるくらいそれはそれは素晴らしい作品だった。

僕はこの話を読んで、大学受験をする頃に通っていた塾で出会った朝鮮高校の女の子のことを思い出した。

 

その塾は授業があるのは土日だったからその娘の服装は私服で、確かX-girlみたいなのを着てて当時としてはオシャレよりの娘だった。

ある日、受験も近づいた頃、塾の事務所で平日に彼女と会ったとき彼女は朝鮮高校の制服である黒いチマチョゴリを着ていた、単純に、かっけー、と思った。

 

朝鮮高校はあの頃、”チョン高”と呼ばれていた。

当時もダメだったんだろうけど、今のようにそういうワードはNGのような空気はなかった気がする。ただ不勉強なだけだったと思うけど、風潮としては今のように立ち込めてなかったんじゃないか。

僕は不良ではなかったのであまり知らなかったけど、たまにそういうわんぱくな友達と話すと、朝鮮高校の男子の持っている学生鞄には鉄板が入っている、文化祭でボクシング大会やってる、など本当か嘘かわからない噂をよく聞いた。

 

そんなイメージのまま、「GO」とかそういった在日朝鮮人を描いた映画を見ると、なまじっか噂でもなかったのかなと思ったりもした、笑付き。

 

とはいえ、それが朝鮮高校の生徒たちが特別野蛮だということを言っていたわけではなく、あの〇〇商業のやつらはヤバいとかと全くもって同列、one of them にすぎない話だった。

 

本の中では1998年、テポドン1号が発射されたときの描写がある。

チマチョゴリを着た主人公の女の子が、外にいるときにテポドンが発射されたことを知り、日本人への罪悪感か、街を歩きながら早くチマチョゴリを脱ぎたいと慌てふためく。

あの頃、僕は何を思っただろう?まるで記憶にないし、彼女たちが感じていた息苦しさなど、知る由もなかった。

 

ここ何年も日本国内でヘイトや人種差別などの言葉・行為が目の前を平気で通り過ぎるけど、そういう行動をとるマインドの人の気持ちがわからないし、僕にはそんな友達はいない。ただ、この文章を書いてる間にも、北朝鮮が飛翔体2回発射というLINE NEWSを受信するが、悪意の喪失、どうぞ遥か彼方へ。

早い朝

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全くお天道様が見えず、いまやっている映画『天気の子』みたいになってますね(まだ観てないですけど)ってうまいこと言おうと思ったんですが、別にうまくないうえに明日から梅雨明けでずっと晴れ、いよいよ夏がきたるようですね。

 

ところで僕の朝はそこそこ早い、あくまでそこそこ。

まず起きて、眠気まなこのままストレッチポールを床に倒して、その上に乗っかりごろごろし、文字通りストレッチをする。

そして、軽く息を切らしながら、テラスの草花に水をくれる。

テラスに蛇口がない挙句、部屋中のどの蛇口もホースやら何やらが入らない意地悪な仕組みなので、如雨露を持って10往復くらいする。

めんどくない?と聞かれれば、めんどいと答える。

その往復中に、採取したミントを煮出し、ティーをつくる、ティーを。

10往復終えると、ちょうどミントティーがまだ煮出されていない、もう少し。

 

子供の頃は、父が運転する車の窓から見える風景も草木も風も、自然と言われるものに興味がわかなかった。

のに、歳のせいだろうか、景色をただ眺めて経過する数分が心地良くなってゆくこのごろ。

 

二度目になるけど、明日から夏がはじまる。

 

最近は木村カエラさんのオフィシャルサイトをリニューアルさせていただきました。
ご自身が描いたイラストを全面に使用し、デザイン・構築いたしました。

 

https://kaela-web.com/

 

 

 
 
 
 
 
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KAELA WEBがリニューアルしました!! 私の描いた絵でデザインしました。 HAIR COLORが変わるよん。 遊びに行ってみてね🍓 #kaelaweb

KAELA KIMURAさん(@kaela_official)がシェアした投稿 –

 

ご本人にも喜んでいただけたようです。
15周年おめでとうございます。

WEBサイト作ったり、グラフィックデザインしたりを一緒にできる方を募集いたします

recruit
東京、梅雨はまだ明けずとも、7月に入り、あっという間に1年の半分が終わりました。
3日ほど前にはようやく「令和元年」と初めて書いて、新しい時代のおとずれにコンマリばりにトキメいてニンマリもしました。
 
あと、コンビニにて。
吸わない身としては、IQOSにレギュラーがあるとわからず、アイスコーヒーレギュラーを適当に言ったがために、IQOSレギュラーが出てきて、あ、そうなんだ、と勉強した半年でした。
 
という、そんな折に僕たちも何か”新しいこと”をとふと思いました。
“新しいこと”と言っても、別に新事業を是非とかそういう意味ではなく、新しい仕事のやり方、というのをもう少しやってみたいと思いました。
 
CIDER INC.は、基本的にはWEBデザイン・グラフィックデザイン制作を業務とする言わば制作プロダクションです。
一方では、終日oneという飲食事業やCYDERHOUSEというアパレル事業、お花屋さん、音楽イベントの開催なども行なっていますが、今回はその話は置いておきます。
 
それで何が言いたいんだお前はというと、その現在、主となっているプロダクション業務のほうで一緒にお仕事ができる方、パートナーとしてお仕事ができる方を募集したいなと思っています。それも、随時行なっている社員の募集とはまた違って「フリーで活動している」や「事情あってあまり外に働きに出れない」「遠方に住んでいる」クリエイターの方がいいなと思っています。
 
当然、今までもそういう仕事の仕方はしてきています。
でも、それは近いところの方とだったりが多くて、こちらが見てるクリエイティブイメージを必ずしも逸脱できているとは限りません。
確かに逸脱することよりもコントロールすることのほうがクライアント業務としては大事なこともあります。
ただ、もう少し自分たちのイメージを逸脱させるようなことをして、そこからCIDER INC.なりのディレクションするやり方も、面白いんじゃないかなと最近は思います。
 
ただ、手が足りていないから募集をするということではないので、誰でも彼でもとかそういうことではありません。
そういう意味では他の制作会社から電話やメールでの営業などもはいります、が、それこそそういうことではないということです。
 
CIDER INC.の仕事内容を見て、仕事してみたいなと思っていただけたり、もっとこうしたらCIDER INC.よくなるよ!とかそういう風に思っていただけたりしたら本望です。
 
まだ出会ってないモノづくりをしている方、友達の友達の友達とか、全く繋がりのない誰かと仕事がご一緒出来る機会を持つことができ、その都度、的確なチームを作り、CIDER INC.として新しい価値観のモノを作ることが出来たら嬉しいです。
 
経験も問わないです。
美大・専門学校卒業はしてみたけれど・独立してはみたけどれどみたいな方で、CIDER INC.に興味を持ってくれた方がいたら嬉しいです。
 
業種としては、WEBデザイナー、コーダー、エンジニア、グラフィックデザイナー、イラストレーターの方などかなと思います。
 
また、引き続き社員希望の方も随時募集しています。
 
社員の方の募集サイトですがこちらから連絡いただければと思います。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

パートナー募集サイト

CIDER INC. 10年

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弊社、CIDER INC. が今年で10年目を迎えました。

 

正確には、モチーフという会社を前社長から私が引き継ぎ、社名変更してからが10年なので、モチーフ時代の10年を含めると会社の実態としては20年近く存在してることになります。

 

この10年を機に、CIDER INC.のロゴおよびコーポレートサイトを刷新いたします。

 

これまで使用していたロゴは、昨年「第20回亀倉雄策賞」を受賞したアートディレクターの中村至男さんにデザインしていただきました。

 

< 2010-2019 >

 

さかさまのロゴは当初仕事先を踏まえた周囲の反応に対してオソルオソルでしたが、まー、まさにその期待通り、顔をしかめる人が多くありました。父はしかめていましたね、わらい。ですがその反面、面白がってくれる人も多く、名刺渡した時のコミュニケーションに役立ったり、この「 i 」の下にいる顔が一人歩きしてグッズにもなったりしました。至男さんがくれたこのロゴの強さに負けないよう、また時代の流れにゆっくり寄り添いながら、共に会社が成長できたのかなという気が今はしています。

 

新しいロゴを作るにあたって、また至男さんに依頼しようかどうかなど、色々考えていたある日、ふとCIDER INC.デザイナーの田口に相談してみると、「僕で良いなら僕が作りたいです。」と言ってくれました。断る理由が何もないのでもちろんそのままお願いしました。

 

そして、半年間のあーだこーだを経て出来上がったのが、↓です。

 

< 2019- >

 

 

サイダーはもともと、”三ツ矢サイダー”などのイメージがあったので、水色(ブルー)を基調としてきましたが、本来はフランス語で言うところの”シードル”から引用していて、意味としては林檎酒です。林檎ということは、赤もありなんじゃないかという考えから10年目はサイトの色調踏まえ、赤がキーカラーとなります。

 

ロゴへ込められた想いは、今度お会いした時にでも聞いてやってください。

 

また10年、このロゴと共に会社がどのように成長できるのかを想像するだけでとても楽しみですし、今まで関わっていただいた、いただいている皆さま、これから関わっていただく皆さま、CIDER INC.をこれからも何卒よろしくおお願いいたします。

 

2019年4月

代表取締役 阿部 卓哉

CIDER inc.