CIDER INC.

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今期のニホンのドラマ

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今シーズンのにっぽんのテレビドラマがいよいよ続々と始ってまいりました。

今期、僕が観るものは後述しますが、前シーズンを振り返ってみますと、圧倒的に面白かったのは「エルピス」。単なる真犯人探しじゃなかったのが楽しめた。

 

「Silent」は、ちょっと設定で納得できない部分があって気持ちが入りきらなかった。

「PICU」は、何度も泣いた、手術を受けない(既に手遅れ)母親役の大竹しのぶと息子役の吉沢亮の会話はまるで文楽のクライマックスを見ているようだった。

「ザ・トラベルナース」は、中井貴一がとにかく最高。

「クロサギ」は、まあ、まあ、そうねって感じでそれなりに楽しめた。

「ファーストペンギン」は、実話ってのと、キャスティングでめちゃくちゃ面白かった。

「アトムの童」は、日曜21時のあの展開すぎてってのがあったんだけど一応最後まで見た。当初はオダギリジョーの役を香川照之の予定だったが色々あって代わったようだけど、あの役はオダギリジョーでよかった。

「Sister」は、本来全然面白くないんだろうけど、胸くそ悪すぎが逆に面白くなって最後まで観ちゃった、の。

 

そういえば「エルピス」、最後の方のシーンで長澤まさみが牛丼食べるところが映るが、映画版『モテキ』で、麻生久美子がリリー・フランキー演じるスミさんと一夜を過ごしたあと一人で牛丼を食べるシーンと重なった。演出家が同じだけに、偶然か必然か。

 

と思って、見たくなってamazon prime でもっかい見た。

 

映画版『モテキ』

 

 

今期の今んとこ観(て)るドラマ

 

まだ1話だったり、観てないのもあるけど、「罠の戦争」と「ブラッシュアップライフ」が一抜けな感じはある。

 

月曜日
・女神の教室
・罠の戦争

 

火曜日
・星降る夜に

 

水曜日
・リバーサルオーケストラ

 

木曜日
・警視庁アウトサイダー
・しょうもない僕らの恋愛論

 

金曜日
・100万回言えばよかった

 

土曜日
・6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の憂鬱
・大病院占拠

 

日曜日
・ブラッシュアップライフ
・Get Ready!

 

Disney +

・ガンニバル

 

Netflix

・インフォーマ

 

 

インシデンツ

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DMM TV オリジナルの「Incidents」がとても面白い。

地上波NGコント番組とうたってるだけあって、地上波オッケーなシーンはほぼない。

表現としてもっと攻めても良いようなってところも個人的にはあったんだけどきっと会議でそこのラインを何度も越えたり戻ったりしたのは明々白々なので何も言わない。

 

キャスティングもさらば青春の光を筆頭に出てるメンツが完璧だと、思う。

 

2話以降は、会員にならないとダメだけど1ヶ月無料なので、一旦入ってあとは個人の自由というか。

 

 

全然関係ないですけど、さらば青春の光って言ってたら、西加奈子著「サラバ!」という素晴らしい小説をふと思い出してまた読みたくなった。

今年は、観たことある映画をもっかい観たり、読んだことある本をもっかいとかしようと思ってるので、新しいのもって考えると時間が足りないので忙しい。

 

ピアス

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新年に入っていよいよ、「THE FIRST SLAM DUNK」を鑑賞して、感想は言わずものがななんですが、観る前に妻の知人から「ピアス」読んでから観るといいよ、って軽く言われたようなのでamazonで調べたら週刊ジャンプに掲載されたやつらしく、この値段、どうやって読むねん…。 でも、映画を観た後、ああ、なるほど、あのピアスね、あの子のピアスとリンクする的なね、と納得みたいなのはした、でも読みたい。

 

 

ジャンプは、ろくでなしもドラゴンボールも、公式発売日月曜日に読めればいいやって思ってたけど、スラムダンクの登場で土日になんとしても買おうとしてた、タギってた自分を思い出した。

日本のドラマは面白いですよね

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最近、NetflixでIWGP(池袋ウエストゲートパーク)の配信が始まったことで、インスタのストーリーズ上が各所でいろめき??だっている。

 

2000年に放映していたわけだから、20年以上も前の作品になるにも関わらず、画質や出演者の年齢以外に古さはまったくもって感じられないということは言うまでもない。何度見ても面白い。

 

僕は2、3年前にくらいにまだ未見の妻に見せたくて、U-NEXTかParaviかなんかで一緒に一気見して、そのままカラオケ行く度にSADSの「忘却の空」を歌って妻に褒められていい気になったのは良い思い出というか現在進行形です。

 

 

なので、僕は今はほぼ時を同じくしてamazon primeで配信が始まったうぬぼれ刑事を観ている。

一昨年やっていた”俺の家の話”の長瀬智也と西田敏行のタッグの親子役を思い出させる。

長瀬智也の演技は本当にもう見れないのかな。思いたくない。

 

うぬぼれ刑事

 

アップデーターズ会議 – みんな電力編 –

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先日、「みんな電力」ことアップデータズさんが開催した”アップデーターズ会議 – みんな電力編 -“というイベントに参加させていただきました。
 
 
 
 
 
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みんな電力(株式会社UPDATER)(@minden_official)がシェアした投稿

 

“みんな電力”から電力の供給を受けてる方、まだ検討中の方とでみん電の方が用意してくれたテーマについてディスカッションしました。

ディスカッションと言っても、みん電さんの丁寧な配慮のおかげで終始ほっこりした空気感で、肩の力を抜いて楽しめました。

 

個人的にもWEB制作のお手伝いしている中で、サイトにアクセスされている方にお会いできるのはとても貴重の体験でした。

帰りにお土産沢山もらって、三茶で飲んで帰りましたとさ。

 

みんな電力 WEBサイト

 

 

2ゼロ22・新年度

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東京、今年はちょうど桜が散り始めた頃に新年度を迎えている。

「今年は」って言ってるほど毎年のことは把握していないんだけど。

 

コロナは収まっていないけど、まん延防止もあけて、新年度の催しが景気良く開催されるといいなと思っている所存です。

しょぞん、しょぞんね、大人ぶった言葉使っちゃってね。

大人っつったら成人年齢が18歳になるみたいですね、いいね、早くお酒飲めてって瞬時に思ったけど、そこは据置みたいですね。

と言いつつ、今でこそ毎晩でもお酒を飲んでる僕だけど、その頃はお酒なんてほとんど楽しくなかったな。

大学時代も、友達の飲み会っていいつつ、大して飲んでなかったと思う、どこでどう覚えてしまったんだろう。

 

今日から祝われるべきスタートをきる皆さまおめでとうございます。

そして、CIDER INC.とお付き合いいただく皆さま今年度もよろしくお願いします。

 

 

事務所のMTGルームから見えるこの丸みが好きです。

勧誘とは。

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俗に言う新興宗教やネットワークビジネスめいた如何わしい”勧誘”というものを受けたことがない。

下手したら大学時代もサークルへの勧誘もなかった。

 

勧誘されたこともなければしたこともないので、それとは無縁な人生なんだと思う。

 

一方、縁がありまくりな人種というのもあるのだろう。

大抵そういうものにハマってしまう人は「あー」とどこか納得してしまうタイプだったりする。

 

遥か昔、知人がバイト先の店長からの新興宗教への勧誘がしつこすぎて面倒くさいから入信したというのを聞いたことがあったが、被害を訴えるのではなく受け入れるパターンもあるんだとその時は驚いだものだ。

 

そんなネットワークビジネスへの勧誘によってずぶずぶと照り輝くグレーの泥の中に埋まっていく人間のストーリー”ニューカルマ”がとても面白かった。

 

 

 

 

 

 

 

野戦病院

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少し前、”野戦病院”って言葉が一人歩きしていた。

一人歩きというと語弊はある、政治家と併走はしていたがその表現で本当にあってる?という違和感があった。

 

その違和感は何かと言ったら、僕の”野戦病院のイメージは映画「野火」にでてくるものだ。あくまでも僕が最初に思い出す絵なだけなんだけど。第二次世界大戦、フィリピンのレイテ島での日本とアメリカの戦いを描いている。要は野戦病院は戦争中に負傷した兵士が寝っ転がるところだから、もうちょっと今の日本の平時っぽい言葉の表現はできなかっただろうか、そんな言葉がなければ作ればよかったと思うし、別に僕には浮かばないけど。

 

市川崑「野火」

 

そんなことでこの映画を思い出して、ふと塚本晋也のほうの「野火」観るの忘れてたと思って観た。

 

塚本晋也「野火」

 

塚本晋也曰く、市川崑のリメイクではないと言っていた分、映画としての作り方が異なっていて面白かった。

 

戦争は最悪。

 

調理の行方

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僕はよく料理をする。

 

初めて買ったレシピ本は高山なおみさんの本だったと思う。

料理の写真が良くて、ちょこっと載ってるコラムも面白かった。

あまりに料理をしてみせてるので、いつから料理するようになったのかとよく問われる。

そんな時は、7、8年前にサンフランシスコに1年住んでた時からだと答える。

 

逆にそれまでは全くしたことなかった、味噌汁を作るくらいだったと思う。

 

そんな僕がサンフランシスコに行ったら、料理に目覚めた。

サンフランシスコというと特別な因果関係がありそうだが全くない、ただ日本と違ってアメリカには一人で気軽にご飯が食べられるところがファーストフードとかそんなのしかないので、自分で作って食べないとファットになるじゃん、と思ったのが最初だ。

 

でも、いざとなってみるととても楽しいかった。

サンフランシスコはオーガニックの野菜が安く、とても美味しい。

スーパーに行くのが楽しい日々となり、いろんな料理を試せば試すほどあれこれと食材を使ってみたくなっていった。

 

料理は完成までのその過程が楽しい。

作りたいもの、食べたいものを考えて、食材準備して、その食材の味の引き出し方、火の通し方、味の付け方、そして結果として失敗することもあったり、この過程含めて全てが楽しい。

“楽しく生きる、生活する”ということを学んでいるようで。

 

なので俗にいう時短料理、バズ料理というものには一旦興味がなかったりする。

いにしあちぶ

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市川崑の1952年の映画の「あの手この手」というものがある。

 

公開年から計算すればわかる通り、随分前の映画だ。

その中のセリフで「奥さんにイニシアチブを握られている」というようなものがある。

「イニシアチブ」という言葉は今でこそ普通にビジネス用語的な?感じで聞くことはあるけど、この時代の映画だと少し違和感があったがこの時代に生きていないのでもしかしたらどーってことないのかもしれないが、日本語と日本語の間に入る外来語としては中々存在感があるタイプの言葉だとは思う。

 

話は変わるが、個人的に、言葉は退化するが、進化はしないと思っていた。

例えば、乞食という言葉はなくなり、浮浪者となったがそれもなくなり、いまはホームレス。

それは言葉自体が進化したわけではなく、変化しただけだ。退化して、変化する。

 

ただ、最近は言葉も進化もするのかなと思った。

先に”進化はしないと思っていた”と過去形にしたのは、そう思ったからだ。

例えば、LGBTという言葉はもしかしたら進化していってるのではないか。

LGBTは、 LGBTQとなり、LGBTQIとなり、LGBTQIAとなり、LGBTQIA+と、これは変化ではなく、時代とともに寛容性を広げつつ進化し続けていることだと思う、思いたい。

 

あの手この手

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