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謎の店

謎の金曜日

LOGOPAPER

2016.09

アパレル・ブランド「THUNDERBOX」のフラッグショップ「謎の店」オープン1周年を記念したイベント「謎の金曜日」を9月9日(金)に東京・中野 heavysick ZEROで開催。
というわけで、そのイベントのロゴとチラシ、チケットのデザインをしました。

イベント名の印象から、これは80年代の日本映画をコンセプトにしようと思い、
ロゴもイベントとしてのグラフィック的な見え方と、映画タイトル然とした行きすぎないバランスで作りました。

あとはチラシ(フライヤーではなくチラシと言いたい)もチケットも、もうそういう仕事として仕上げました。
しかしながら、そもそもそんな映画が無いので難航しまくって、一時は90年代の映画になったときもありました。

完成後、興に乗り、勝手に映画のストーリーを考え、謎の店の森田くん(カミナリマン)とテレコマ(テレコマ)に送りつけました。

【ストーリー】
ある金曜日から何かが変わった。
高校一年生のカズコは放課後、実験室の掃除をしていると不意にカレーの匂いを嗅ぎ気絶してしまう。
その日から周囲で謎の二人組を見かけるようになったり、町にやたらとコスモス(自販機)が増えてきたような気がした。
何か胸騒ぎがして、幼馴染が営む「謎の店」に相談をしに行くが果たして…。

【ここからネタバレ】
一万年に一度、金星人の女王が太陽系のどこかで誕生する。
カズコは地球に生まれたその女王であった。
金星へのロケット「コスモス」の座席は大人用しかないのでカズコが大人になるまで、
金星からやってきたカミナリマンとテレコマが、
皆にカズコと幼馴染という記憶を植え付け、そばで成長を見守っていた。
そして、やっとカズコがコスモスの説明書に書いてある規定の身長になった高校一年のあの金曜日から、
カミナリマンとテレコマは喧嘩しながらもどうにかカズコを秘密裏に金星へ運ぶためコスモスへ乗せようと奮闘。
同級生の浅町はそれに気づく。
ちなみにコスモスの燃料は、カミナリマンとテレコマが喧嘩しながら学校の実験室で調合していた。
成分はほぼカレー。

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